【農業研修】ナスの更新剪定。秋ナスの準備です。

野菜作り

キュウリはもう終わりです。インゲンも終わりです。つまり私たちの夏はもう終わりです(言い過ぎました。まだナスとトマトがあります)。トウガラシとピーマンはまだまだ行けますが秋冬野菜の準備のため可哀想ですが強制終了です(まだオレ頑張れる!状態なら各自持ち帰りどこかに植えて下さい)。
 今回はナスの更新剪定になります。4株中2株実施します。

目次

ナスの更新剪定

 ①まず収穫(小さいものも取ります)

 ナスの更新剪定を行います。まずは収穫するのですが、小さいものもや花も取ってしまいます(どうしても花を残したい方は残してもいいかも)。これにより株への負担を和らげます。

 ②1/3ほどの大きさに切り戻す

 枝を1/3ほどの大きさに切り戻します。小さい脇芽が出ている上1cmくらいの位置で切れば良いかと思います。脇芽が出ている部位から新しく次期リーダ達(主枝の候補)が生えてきます。多分、じゃんじゃん生えてきます。なお、切り取った枝は挿し木も可能かと思いますが、時期的にちょっと遅いかもしれません。

 ③株元中心に円形(半径30cmほど)にスコップで根切り

 ザクザク、クイクイっと根切りします。
 株と株が近い場合、中間付近を真っ直ぐ切ります(なので正確な円ではないですね)。地面が乾いているとスコップが入りにくいかと思います。その場合は水をまいておくと土が軟らかくなり作業しやすいです。
 スコップは20cmくらいザクザクと踏み込んでクイクイと前後に動かし(テコの原理)隙間を空けるようにします。この時、やり過ぎるとスコップが痛むため注意して下さい。
 根切りすることでナスは新しい根を伸ばそうとするそうです。根を切られると頑張らなきゃと焦るのでしょうか。それとも若返りのシーケンスが発動するのでしょうか。人で例えると根切りは入学や卒業、就職や転職、引っ越しなどの環境の変化でしょうか。

 ④根切りしたミゾに施肥

 「NK化成2号」1株当り25gパラパラと追肥、土で埋めて水やりします。葉はある程度残して下さい(目安:切り戻し箇所辺り2~3枚かな)。葉が無いと水を吸い上げにくくなり、最悪枯れることがあるかと思います。

 ナスの更新剪定については以上です。

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