【農業研修】「あんどん」除去、仮支柱立て、そして追肥方法について

野菜作り

今回は、
残っていた「あんどん」の撤去(これで全撤去)と仮支柱立て&誘引を行います。
その後トマト(ミニ&ミディ)以外に追肥します。
また、トマト(第一花房)にホルモン剤を散布します。

目次

あんどん除去

あんどん除去前
あんどん除去(落ちた土がまだ残っています)

あんどん(肥料袋)を少しずつ持ち上げ、
風で飛ばされないよう押さていた土を落とします。

落とした土が定植後の苗に当たらないよう注意して下さい(苗を痛めます)。

土はマルチの上から通路側に落として下さい。

仮支柱立て

仮支柱はマルチ穴際あたりに(苗に近いと根を傷める)

仮支柱を立てます。
仮支柱(イボ竹)の刺す位置はマルチの穴の際あたりです。
そしてヒモで茎を誘引します。

芽かき

不要な脇芽を取り除く。。。
今回、お目にかけられるほど立派な(?)脇芽はありませんでした。

追肥

トマト以外に追肥します。

追肥肥料名
 ・果菜配合(5-6-7)
追肥する量
 ・ピーマン、トウガラシ:45g
 ・ナス、キュウリ:90g
 ※トマト、ミディトマト追肥なし


追肥する方法として、以下の2つを習いました。

追肥のやり方
 1.マルチをめくって施用
 2.マルチを破って施用(移植コテ使用)

今回は2のマルチを破って追肥しました。

移植コテでマルチを破り、施肥用の穴を作ります
各穴へ均等に肥料を入れ、土と交ぜます

生育初期はこの穴から追肥する事になるかと思います(この方法は早いし楽です)。

今後、
ある程度生育が進んだ場合、根の位置はマルチ外縁に達します。
この場合、方法1で行うか、
(私は行ったことはありませんが)マルチの外、
つまり通路に溝を掘って追肥する事になるかと思います。

施肥完了

肥料を均等に入れたら土とよく交ぜ灌水します。

トマトトーン散布(トマトのみ)

第一花房以外に掛からないように手で覆う

トマトの着果や肥大などを促進するためホルモン剤「トマトトーン」を散布します。

トマトトーンについて
 ・赤く透明な液体(散布の有無が分かるよう着色されている)
 ・散布場所:第1花房に1回噴霧(1株1回で良い)
 ・低温時(20℃以下):希釈50倍(今回)
  ※高温時(20℃以上):希釈100倍
 ・注意:成長点や葉には掛からないようにする
 ※トマトトーン。石原バイオサイエンス(株)「石原トマトトーン」
 参考:https://ibj.iskweb.co.jp/product/application06/357/

気温が20℃以下のため希釈50培で散布します。
花房以外に掛からないよう(特に成長点には掛からないようにする)
手で花房を囲んで散布します。

乾いても赤い色素が残るため散布済みかどうかが分かる

トマトトーンは1株につき1回のみです。
同じことをナスの第1花に対しても行います。


本日のほ場での研修はここまでです。
このあとネギの播種を行いました(別途)。

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