「ゴールドラッシュ86」はスイートコーンの品種名(1377 サカタのタネ)です。
今年度も農業研修で採用。
播種も終わり、現在ハウスで育苗中です。
毎年作っているのですが、
よく知らないため調べてみました。
スイートコーン「ゴールドラッシュ86」の86は「86日」
スイートコーンの品種名に「ゴールドラッシュ」が付くものがあります。
ゴールド(金)好きには”どストライク”の品種名かと思います。
ちなみにアイキャッチ画像は専属イラストレータ(子(小学生))に
「ゴールドラッシュのイラストを描いて」と伝えて描いてもらったものになります。
農業研修で扱うスイートコーンの品種は「ゴールドラッシュ86」になります。
最初「86」と聞いて、AE86やGメン75をイメージしましたが、
型式でも年でもなく、
播種から収穫までの日数の”86日”から来ているようです。
「ゴールドラッシュ」について調べると以下の5品種があることが分かりました。
・ゴールドラッシュネオ:82~83日
・みちのくコーン(R)ゴールドラッシュ:83~84日
・ゴールドラッシュ86:86日
・ゴールドラッシュ88:88日
・ゴールドラッシュ90:90日
※日数は収穫日数です。日数でソート
※情報源:サカタのタネのWEBサイト
https://www.sakataseed.co.jp/product/search/file/2020090146hXiPi.pdf
これを見て、とても驚きました。
驚いた点は下記です。
・収穫日数の差が2日刻み
→差が2日と短いこと(バラツキが小さい)
・収穫日数が品種名になっている
→それぞれに存在する意味があること
→しかも仕様(?)が品種名になっていること
・82日~90日の約1週間しかない
もちろん、
生育を揃えるなど管理をちゃんと行う必要はあるかと思いますし、
天候の影響等で少し早めや少し遅め等、調整が必要かとは思いますが、
この収穫日の精度というかバラツキが小さいこと(σ=0.17日?)に驚きました。
そして、
この精度であれば計画も立てやすく効率良く作業もできる。
規模の拡大も進めやすいかと思います。
野菜作りは、
自然相手でもあるので計画的にできないのでは
と思われている方(過去の自分)がいらっしゃるかもしれませんが、
それは少し違っているかと思います。
今年度も「ゴールドラッシュ86」を育てます。
どれほどの精度で86日なのかなど、
今回は数字を意識してみたいと思います。