【農業研修】ホウレンソウの種蒔き

野菜作り

 ホウレンソウの種蒔きをします。

 元肥や畝立ては完了しておりますが、それから2週間ほど経っています。土表面が雨の影響で固くなっているかと思います。まずは、種蒔きし易いようにレーキで表面を砕く(ほぐす)ところから開始します。

目次

固くなった畝の表面をレーキでほぐします

表面をレーキの爪側でガサガサ

 表面をレーキで崩しほぐして行きます。
 一度畝立てした土ですので崩しやすいかと思います。

ほぐし完

 わがほ場は、この地域の特徴なのかもしれませんが、石がゴロゴロ出てきます。TVで見るほ場とは全然違います(NHKの「ベジ・ガーデン」の石コロのない畑を見る度、ため息がでます)。
 小石は、レーキの爪でかき集めて畝の下に落とします。なお、小石は徹底的に取り除く必要はありません。多分、無限に出てきます。「無限石ころ畑」ですので。

レーキの背で表面を平らに慣らします

 レーキの背を使って土表面を慣らします。この後、イボ竹を使ってミゾを付けるためなるべく平坦になるよう仕上げて下さい。

イボ竹を押しつけて植えミゾを付ける

 ホウレンソウは最終的に4列作りますが2列ずつ時期をずらして種蒔きします。ミゾの位置は石を置いておきます。道具や手順等を下記にまとめます。

・準備する道具
 ・レーキ ・イボ竹
 ・メジャーなど(寸法を測る)
 ・クワ(鎮圧用) ・ジョウロ
・作業手順
 ①土をほぐし、小石を落とす
 ②土表面を平らにする
 ③ホウレンソウを植える列に小石を置く。列幅:20cm
 ④ホウレンソウを植える位置にイボ竹等を押しつけてミゾを作る
  ※ミゾ深さ:約1cm(種の大きさの3倍が目安) 

種を蒔きます

定番の「ソロモン」

 ホウレンソウは「ソロモン法蓮草(サカタのタネ)」です。通称「ソロモン」。本研修では定番の品種になります。土の酸性度には気をつける必要はあるかと思いますがとても育てやすい品種かと思います。霜に当たるととても甘くなり美味しいです。

タネは薬剤処理済み

 タネは緑色です!
 嘘です。
 消毒等がされているため着色されています。

すじ蒔きします。2cm間隔。

 色といい大きさといい、ニンジンとは別次元の違い扱い易さです。発芽率は80%。ダイコンに次ぐ発芽率の高さです。これを2cm間隔で一列に並べて行きます。
 この後、土を被せ、クワで鎮圧してからジョウロで優しく水やりします。

ホウレンソウの播種作業は以上になります。

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