定植後にとても重要な作業を行います。
支柱立てです。
この支柱がちゃんとしていれば野菜が沢山出来ても、少々強い風が吹いても大丈夫かと思います。
目次
道具など
道具や部材は下記になります。
資材数量、道具など
・杭(木製、1,800mm):3本/1カ所
・パイプ(金属、約4m):1本/1カ所
・イボ竹(1,800mm):8本/1カ箇所
・イボ竹とパイプを固定する金具:8本/1カ箇所
・脚立
杭(木製)を打ち込む
打ち込み深さなど
・杭:1,800mm
・杭の地上部寸法:約1,300mm(500mm打ち込む)
・脚立作業
・保護メガネ(目の保護必要)
・金属製キャップで杭を保護
脚立に乗って木槌で杭打ちを行います。
このとき、脚立の一番上に立ったり、またいだりしないようにして下さい(登って良いのはステップの2段目くらいまでです)。
杭は木製、去年も使用しました。
なので多少の痛みがあります。
木槌で力一杯打ち込むと杭が割れる場合があります。
と言うか割れます。
割れなかったとしても木の破片が飛び散り目に入る事があります。
なので、作業する人は保護メガネ着用が良いかと思います。
無ければ普通のメガネでも無いよりは良いかと思います。
なお、
今回は杭を割れにくくすため、
金属製のキャップで杭の頭を保護しました。
金属製のため、
杭への衝撃はあまり変わらないように思えましたが、
割れ対策の効果があったように感じました。
もしかしたら、
木槌を丁寧に扱えば(当てれば)キャップ無しでもいけるかもしれません。
杭は地中に500mmほど打ち込み、地上部は1300mmくらいになります。
ほ場の状況や畝高さによって調整して下さい。
自身が杭を打つ作業をしていると、杭が垂直に打ち込めているか分かりにくいです。
なので、少し離れた位置から誰かに傾きをチェックしてもうのが良いかと思います。
杭にパイプを固定する(ヒモで縛る)
畝の両端に立てた支柱(木)を連結するようにパイプをヒモで固定します。
縛り方は割と適当になりますが、
小型船舶で学ぶような「巻き結び(クラブヒッチ)」で
支柱にヒモを結んでぶら下げ、それから作業するのが楽かもしれません。
巻き結び(クラブヒッチ)は、
輪っかを2個作って支柱にはめるやり方が良いかと思います。
本支柱(イボ竹)を立てる
「あんどん」があればそれを取り除きます。
例年、
仮支柱で何週間か過ごし、その後、本支柱となりますが、
今年はいきなり本支柱を立てます。
イボ竹を刺す場所ですが、
苗の横(マルチに開けた穴の縁くらいの位置)に垂直に刺します。
苗に近すぎると根を傷めるためご注意下さい。
イボ竹とパイプは専用の金具で固定します(上図)。
金具先端にバリがあるかもしれないため、怪我に十分注意して下さい(背抜き手袋があると良い)。
茎をヒモで結ぶ(誘引)
(良い画像がなくて申し訳ないです)
苗を支柱に結びつけることを誘引(ゆういん)と言います。
野菜がある程度自由に動ける状態、つまり茎は緩めに固定し、
支柱へは、ずり下がらないようしっかり固定します。
支柱立て、完了
これで完成です。
少々強い風が吹いても大丈夫かと思います。
いよいよ、ほ場がほ場らしくなってきました。
これで作業はほぼ終わりです。
今後は「管理」に移行します。