【農業研修】秋冬野菜始動!ニンジンの播種とブロッコリ、茎ブロッコリの定植

野菜作り

 緊急事態宣言発令後、最初の農業研修。前回同様、来週から午前と午後の2班に分けて研修することになりました。
 さて、今回からほ場は秋冬野菜モードに切り替わります。本日の予定はブロッコリ系野菜の定植だったのですが、2週間ほど雨続きだったため、先週できなかったニンジンの播種も今日行うことになりました。今年度、最もハードな研修だったかと思います(帰宅したのは13時過ぎ)。「残暑ざんしょ?」のとっておきのダジャレを言うことも忘れるくらい猛烈な暑さでした(湿度が高くなかったことは幸いでした)。

目次

畝立て。200cm×40cm×2畝

畝立て200cm×40cm

 暑さで記憶が飛びながらも元肥施肥から畝立てまで実施。

畝サイズ(天板サイズ):200cm × 40cm
 ※ニンジンはここに2列、ブロッコリ系は1列植えます

ブロッコリと茎ブロッコリを定植

 本日定植するブロッコリ系の野菜達です。

 この苗は1ヶ月ほど前、下記記事で播種したものになります。

 ブロッコリにはアブラムシ避けとして薬剤を使用します。

 しかし、茎ブロッコリは登録されていないため、右の畝にこの薬は使いません。ミニトマトとトマトが登録上別野菜であるように、ブロッコリと茎ブロッコリは別野菜扱いです。

左の畝にブロッコリ、右の畝には茎ブロッコリを植えます。

手順
 ①予め苗に水を吸収させる(例えばポットごと水につけておく)
 ②畝に植え穴を掘る(ブロッコリ40cm間隔、茎ブロッコリ50cm間隔)
 ③植え穴に水を入れる
 ④ブロッコリのみ薬剤2g投入。土と交ぜる
 ⑤苗を植える
 ⑥ジョロで水やりする

ニンジン(アロマレッド、金時ニンジン)の播種

 ニンジンは例年通り、アロマレッドと金時ニンジンです。それぞれ発芽率が70%、65%と難易度高めです。ニンジンはいつもながら発芽させるのが最大の山場かと思います。発芽のコツは覆土を薄くすることと朝夕の水やりを2週間程度続けることでしょうか。覆土薄めだからと言って、薄過ぎるとちょっとした雨でタネ流出。かと言って覆土多めにすると発芽しない。非常に面倒。更に、ニンジンの発芽状態の善し悪しで野菜作りの上手い下手が目に見えて分かってしまう(ような気がする(個人的感想))。これもまた面倒です。

タネからも良い香りがすると言う定番ニンジン
洗ったときの発色が鮮烈な金時ニンジン。本研修定番品種。
アロマレッドは赤く着色されています。薬付きのため食べられません。
タネ小っちゃ!イライラ炸裂だがアロマレッドはタネが赤いからまだいい方。金時ときたら・・・
覆土薄くし、もみ殻で保湿&採光

手順
 ①イボ竹を畝の天板に押しつけミゾ付け(2人掛かり)
 ②タネを1cm間隔でまく(無理)
 ③薄く覆土(タネの3倍が目安)
 ④もみ殻
 ⑤クワの背で鎮圧
 ⑥水やり(タネ流出に注意。ジョロの水が安定してから水掛けすること)

おまけ

 先週、残渣を通路に展開、1週間乾燥させました。今回焼却です。なお、焚き火的ことを行う場合は消防署へ届け出が必要になるかと思います。届け出をしておかないと消防車が出動する場合があるそうです。

先週、通路に展開しておいた残渣を焼却

 今週は以上になります。

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